移植した腎臓を守るために気をつけていること
リックが腎臓移植をした時に初めて知ったことなんですが、移植した腎臓は一生機能し続けるわけではないと言うことです。
移植した腎臓を少しでも長く機能させるためには、いくつか注意しなければならない点があります。
その中で最も大切なことが、免疫抑制剤を飲むことを忘れないということです。
移植した腎臓を失う最も多い原因が、免疫抑制剤の服用を自己判断でやめてしまい、拒絶反応で移植した腎臓をダメにしてしまうことだそうです。
移植した腎臓と言うのは、もとから体の中にある物ではないので、体の方は移植した腎臓を異物とみなして攻撃します。
その攻撃が拒絶反応です。
免疫抑制剤は、免疫の攻撃力を落として移植した腎臓を保護します。
拒絶反応を防ぐためにも、免疫抑制剤の服用は最も大切なことです!
正直、リックもきいちゃんも薬の飲み忘れは何度かあります。
でも、なるべく薬の飲み忘れをしないように気をつけさせていますし、親の僕たちも気をつけるようにしています。
頂いた腎臓は命の贈り物です。
感謝の気持ちを忘れず、少しでも長く機能させることが恩返しになるのだと思います。