リック&きいちゃんの腎臓病日記

生まれつき腎臓病をかかえた兄リックと、妹きいちゃんの今までの闘病記録と現在の治療や日々の出来事を書いていきます。

きいちゃんのご紹介!

続いて、きいちゃんのご紹介です!

きいちゃんは、生まれつき右側の腎臓が無く、左側の腎臓も低形成でした。

きいちゃんは生後3ケ月で腎臓の障害が発見されましたが、リックと比べて腎機能障害の程度が軽かったためか、大きく調子を崩すことはありませんでした。

でも、小学校の高学年になり少しずつ体が大きくなってくると、徐々に腎機能の低下がみられるようになってきました。
透析をするか移植をするか、考え始めなければならない時期になってきたのです。

私達は、リックの時の経験から、きいちゃんは透析をせずに移植をすることにしました。
提供者に名乗りをあげてくれたのは、私の母(きいちゃんのおばあちゃん)です。
「二人も腎臓が悪い子がいるんだから、万が一のために親達2人の腎臓は残しといて、古いのから使っていけ」
そう言って腎臓を提供してくれた母には感謝しかありません。

小学校6年生の夏に腎臓移植し、その後は順調に来ていたのですが・・・

昨年の夏に、ナルコレプシーという病気を発症し、腎機能を守りつつナルコレプシーの治療をしています。
大きな二つの病気を抱え、なかなか治療が前に進まずしんどい時も多々あります。
家族みんなで支えながら、少しずつでも前に進んでいきたいと思っています。

きいちゃんも、あと数日で中学校を卒業します!
なんとか、みんなと一緒に卒業式を迎えることができそうです!

これまで支えてくれた多くの方々に感謝しつつ、力を合わせて頑張っていきたいと思っています!